イベント2のブログポスト
テーマ:キリスト教の聖書のアダムとイブなど、今まで社会は男女のみに分かれてきました。
こういった性別の二択化はどこまで日常生活に浸透しているのか、みんなで話し合っていきます。
12月5日toriaezu.ベータローンチ第二弾
テーマ:「日常生活におけるジェンダーバイナリー」
お馴染みのお手洗いマーク、デパートやショッピングモールでよく見かける婦人服と紳士服を分けるサイン、温泉など日常生活の様々な場所で私たちの性別は「男性」と「女性」の2択のみに区別されている。この考え方をジェンダーバイナリーという。ジェンダーバイナリーを紹介する中で主に3つの性やジェンダーの側面がある。恋愛感情や性的関心がどの性別を対象としているかを示す性的指向、自分の性別をどのように認識しているかを表す性自認、そして見た目や言動など性別をどう表しているかを示す性表現。
主に性的指向を表すLGBTQI+という言葉が少しずつ使われるようになった。セクシュアルマイノリティーに当てはまるアイデンティティで、各ローマ字が違うアイデンティティを示す。Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアル、Tはトランスジェンダー、Qはクィア、Iはインターセックスを表す。LGBTQI+の中のLGB+は性的指向を示し、TQIは性自認を示す。
その一方で自身の性自認・性表現に「男性」「女性」といった枠組み(ジェンダーバイナリー)にあてはめない人々をノンバイナリーという。自分をノンバイナリーと感じる理由は個人によるから大変パーソナルな選択だ。
性表現は服装やメイクなどの外面的なものを指す。最近では、日本の芸能人でikkoさんやマツコデラックスさんなどが良く知られている。二人ともいわゆる「女性らしい」服を好んで着ているが、だからといって性自認が女性だとは限らない。
また、ジェンダーフルイドという単語はご存知だろうか。はっきりとジェンダー定義をせず、その時々によって様々な性別を行き来するという考え方だ。生物学的な性、性的指向、性自認、性表現、全てにおいて「男性」か「女性」かはっきり決まっておらず、「男性」と「女性」の間にいるスペクトラムとして自分を認識している。
これらを踏まえ、私たちには何が出来るだろうか。上記に説明したLGBTQI+の「+」に「アライ」というのが含まれている。直訳すると同盟や味方という意味で、LGBTQI+ではない非当事者でも友好的な関係を築こうとする人、企業、団体など、ただ頭や心で理解しているだけではなく、日常の中の偏見や差別が少しでも減るように積極的に活動をする人のことを指す。最近ではLGBTQI+のコミュニティを応援する意味合いで作られた虹色の旗もよく見かけるようになった。
ディスカッションでは主に様々なアイデンティティが私たちにどのような関係があるか、そしてアイデンティティについて学ぶことがなぜ大切なのかについて話し合った。
はるな愛さんのお言葉:LGBTの言葉の意味を理解することが本質ではない。LGBTというカテゴリーではなく、その人の個性に目を向ける。受け入れるには時間がかかるかもしれない。けど、まずは相手の個性に目を向けることが、性の違いを理解する第一歩。よく、男性ですか、女性ですかと聞かれますが、私は『はるな愛』です。